評論

落合陽一さんの語る撤退戦略を理解するのに「地方創生大全」を勧めたい

こんにちは、ティーユです。先日、木下斉さんの地方創生大全という本を読みました。その本の内容で、落合陽一さんが最近の講演会で語っている撤退戦略と被るところがあったので、これは少し前に出た本ですが、皆さんにぜひ勧めたいと思いました。では内容を紹介していきたいと思います。

地方創生大全とは

地方創生大全は、木下斉さんが2016年に出した本です。著者の木下斉さんは、地方を活性化するために法人を設立し、東京・早稲田の商店街や熊本市でまちづくりを進めてきた方です。

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僕は週刊ダイヤモンドで木下さんの連載、「シャッターがなくなる日」を読んで、著者を知り、この本を読んでみようと思いました。

各地でとても実績がある方で、その経験をもとに税金を無駄にしてしまいがちな現在の地方創生政策について辛口で語っています。地方創生は近年とても話に上がることですが、本当に地方創生を行うために必要なのは何かを「ネタ」「モノ」「ヒト」「カネ」「組織」の5つを題材にしてわかりやすく書いています。

落合陽一さんの語る撤退戦略

落合陽一さんは、最近はメディア露出も多く、有名な方ではないかと思います。最近出した日本再興戦略はビジネス書で一位をとっていたりするので、その辺りでご存知の方もいるのではないでしょうか。

本職は筑波大学の教授ですが、自身の会社を持っていたり、メディアアーティストとして個展を開いたり、セミナーで講演したりと様々な活動を行っていて、若者を中心に支持を集めています。

かくいう僕も理系の大学生ということで、落合陽一さんには憧れる部分があります。そして先日、NewsPicksが主催する落合陽一さんの講演会に申し込んだところ、見事に当選したため、せっかくなので京都から東京まで行って聞いてきました。

そこで話されていたのが、日本がこれから成長していくために必要なのは撤退戦略だという話でした。

撤退戦略とは

地方創生大全にも撤退戦略というのが出てきます。それはすなわち、ほとんどの地方では人口が衰退している、そして産業が衰退しています。なので、人口が拡大していた以前の日本では通用していたことが、現在では徐々に通じなくなってきていて、新しい戦略が必要だという話です。木下さんや落合さんはその新しい戦略を総称して、撤退戦略と呼んでいます。

では具体的に撤退戦略とはどういったものなのでしょうか。

地方にはヒトやお金の資源が限られているので、あるものを活用していくしかありません。また以前は日本を代表していた銀行などの大企業も、人員削減を行っています。

すなわち、いかに腐った枝を切り捨てていくかが、これからの課題でありビジネスチャンスになりうるという話でした。

また木下さんは著書の中で、他の地域の成功例をマネるのではなく、何が利用できて何が必要なのかを考えて独自の活動を行っていく必要があると述べています。

ここにも共通点があって、落合陽一さんも個別最適化というのをキーワードにあげています。個別最適化はそれぞれの人にとって最適な答えを見つけようという話です。違いとしては、落合さんは、テクノロジー、特にAI(人工知能を用いることが大切だと述べていました。

まとめ

僕は地方創生に興味があったため、この本を読みました。この「地方創生大全」は二年前に出された本なものの、これからの撤退戦略が大切になる世の中に、必要な内容が詰まっていると思いました。さらに、地方創生の内容を中心とはしていますが、地方の行政がやりがちな間違いは、自分のビジネスをやる上でも参考になるものでした。

これは地方創生に興味がある人、自分のビジネスを始めたい人、落合陽一さんが好きな人など様々な人にぜひ読んでほしい作品です。

それから最新作の福岡市が地方最強の都市になった理由もぜひ読んでみたいと思いました。

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今回は初めて本の紹介をさせてもらいまいたが、今後も読んでみて面白かった本があれば紹介したいと思います。

 

ではまた次回。