評論

【地元がヤバい本】を読んで補助金が地方のガンであることを理解する

こんにちは、ティーユです。久しぶりの投稿になります。

今回は、最近読んだ本の紹介をしていきたいと思います。

地方の実情を語る、著者の経験が盛り込まれた小説

タイトルは、地元がヤバい・・・と思ったら読む凡人のための地域創生入門という本です。

僕は週刊ダイヤモンドでの連載から拝見させていただいていました。

Twitter上で、#地元がヤバい本 と検索すると多くの方の意見が出てきます。(以下は例として自分のもの)

またこの本は、タダでプレゼントしていただける代わりにレビューを行うという書評キャンペーンでいただいた本でもありますので、しっかり紹介していきたいと思います。

概要

著者の方は木下斉という方で、実際に地方で事業を起こしている方です。他にもたくさんの本を出されていて、地方創生大全という本も読ませていただきました。

本の内容は、東京で働いていた青年が、実家の店じまいをきっかけに地元で事業を始め、困難にぶつかりながらも成長していくというストーリーになっています。

では以下でポイントを紹介していこうと思います。

ポイント

おもしろかったポイントは主に2つで、

1つ目は小説なので読みやすく地元で奮起する主人公に感情移入できることで、

2つ目は実際に地元で事業を起こしている木下さんだからこそ知っている実際の問題がふんだんに描かれていることだと思います。

地元で奮起する主人公に感情移入できる小説

タイトルに凡人でも、とあるように主人公は気弱なタイプで、周りをグイグイ引っ張って変革していくスーパーマンと言うわけではありません。

そんな主人公が小さいことからコツコツと積み上げていく様子は、地味ですが再現性の高いものになっていると思います。小説内にも書いてありますが、積小為大の精神が地域創生では特に大切だというのがよくわかります。

地域特有の問題がありありと描かれている

補助金が地方のガンなんや!と帯に描かれていますが、本を読むとその意味が分かります。

貰う金より借りる金と何度も書かれているのですが、補助金をもらって事業をやりだすと補助金なしには事業が回らなくなり、補助金を貰うことばかりに執着してしまうということが実際にあるそうです。

これを聞いた時、補助金をあえてもらっていない農場のことを思い出しました。熊本県の北部農園という農家の会長は、「農業の産業化の一番の障害は補助金だ」と言い切り、小さな改善を積み重ねることで大きな儲けを出しています。

絶対に自ら稼ぐという覚悟を強く持って、継続的に事業を回すことで少しずつ周りを変えていくことが大切なのだと思い知りました。

まとめ

いつか地元に帰って仕事をするのもいいかもと思っている人はもちろんのこと、地元の人口が減っている方や、祖父母が過疎地域に住んでいる方にもぜひこの本を読んで、地域の実情を知って欲しいなと思いました。

自分は祖父母がどちらも和歌山に住んでいるので、そちらに行った時に人が少ない町を実際に目にすることが多いのですが、地域だからこそできることもあるのだとチャンスを感じました。

ぜひ色々な方に読んで欲しい本です。

個人的にはまた書評を書いてアウトプットするのも悪くないなあと思いました。

ではまた次回!